【開催レポート】7/4(金)森山純先生パーティーセミナー@大阪
2014年07月14日(月)
「森山純先生の指導法をもっと知りたい」というご要望から、<バスティン研究会 in 大阪中央>代表 森山純先生による『バスティン・ピアノパーティー完全マスター講座第2弾(前期5講座・後期5講座)』を開催することになり、7月4日(金)に前期第3回講座を実施しました。
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第1回・2回の「ピアノパーティーA」講座に引き続き、今回は「パフォーマンスパーティーA」・「聴音&楽典パーティーA」講座。
「パーティーAは、3歳児~小学校低学年まで幅広い年代の生徒の導入に使用できる教材です。それぞれの年代に合った進め方で指導していきましょう」と森山先生のお話が始まりました。
聴音&楽典パーティーの良いところは、「練習できていない子」や「今日は少しやる気がでない子」にも使えるところ。ピアノの練習が出来ていないときも、聴いて書くだけなのですぐ出来ますし、「集中、集中!じっと聴いてね」と注意を引くことも出来ます。
小さい子どもの場合、いつもきっちりピアノを弾くことができたり、いつもレッスンができる状態ではないですから、うまくテキストを使えばメリハリあるレッスンになりそうですね。
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第1回・2回の「ピアノパーティーA」講座に引き続き、今回は「パフォーマンスパーティーA」・「聴音&楽典パーティーA」講座。
「パーティーAは、3歳児~小学校低学年まで幅広い年代の生徒の導入に使用できる教材です。それぞれの年代に合った進め方で指導していきましょう」と森山先生のお話が始まりました。
まずはお手玉トレーニングからスタート。先生方がお手玉を手に取って宙に投げたり、お手玉を持った手を八の字に回したりしながら体を動かします。
音楽に合わせて体を動かすと、思わぬところにお手玉が飛んでいったり、体の動きが難しかったり、大人の先生方もワイワイ楽しそうです。
音楽に合わせて体を動かすと、思わぬところにお手玉が飛んでいったり、体の動きが難しかったり、大人の先生方もワイワイ楽しそうです。
良い手の形をつくる、体の力を抜く、リズム感を養う、手首を柔らかくする...など、お手玉はピアノを弾くための始めの訓練。楽しく基礎が学べ、さらにお手玉をしながら「今日学校で何をやったの?」と、生徒とコミュニケーションをとることも出来ますね。
次に、パフォーマンスパーティーAのテキストを進めながら、「グーモーション」を学びます。手をグーの形にして黒鍵の上に置き、ピアノの蓋の方に向かってでんぐり返りするように押し込む。
「ピアノ奏法をゆっくり丁寧に教えるということは、読譜に進んだらそのチャンスを失うことが多い。だからパーティーAは飛ばすことができない教材なんです」と森山先生。
手の力を抜くこと、手首の柔らかさで音の響きがきれいになることなど、ピアノ奏法において大切なことを学んでいきます。
「ピアノ奏法をゆっくり丁寧に教えるということは、読譜に進んだらそのチャンスを失うことが多い。だからパーティーAは飛ばすことができない教材なんです」と森山先生。
手の力を抜くこと、手首の柔らかさで音の響きがきれいになることなど、ピアノ奏法において大切なことを学んでいきます。
ほかにも、音の"高い低い"や"上がる下がる"を理解すること、指の番号「12345」、7つの音「ABCDEFG」の循環を知り、リズム打ちが出来て...と、パーティーAでやるべきことはたくさんあります。
幼い子どもに覚えさせるのも大変ならば、その時間しっかり集中させるのも大変です。リズムカードやトランプ、鍵盤カードなど様々なグッズを用い、テキストのイラストも使って子どもたちに楽しくピアノに触れてもらう。森山先生の指導法は、引き出しがいっぱいです。
幼い子どもに覚えさせるのも大変ならば、その時間しっかり集中させるのも大変です。リズムカードやトランプ、鍵盤カードなど様々なグッズを用い、テキストのイラストも使って子どもたちに楽しくピアノに触れてもらう。森山先生の指導法は、引き出しがいっぱいです。
そして「聴音&楽典パーティーA」へ。高い音と低い音の聴き分け、強い音と弱い音など、生徒の聴く能力を引き出します。
音が鳴ったら、答えをテキストに書き込んだり色を塗ったり。子どもたちはこういった作業が大好きです。
音が鳴ったら、答えをテキストに書き込んだり色を塗ったり。子どもたちはこういった作業が大好きです。
聴音&楽典パーティーの良いところは、「練習できていない子」や「今日は少しやる気がでない子」にも使えるところ。ピアノの練習が出来ていないときも、聴いて書くだけなのですぐ出来ますし、「集中、集中!じっと聴いてね」と注意を引くことも出来ます。
小さい子どもの場合、いつもきっちりピアノを弾くことができたり、いつもレッスンができる状態ではないですから、うまくテキストを使えばメリハリあるレッスンになりそうですね。
そのほか「みんな知ってる!プレリーディング曲集」「名曲パーティー」といった曲集の紹介がありました。プレリーディングとは、五線のない音符と指番号だけの楽譜です。
バスティンメソードの特徴でもありますが、指番号と音の方向だけで演奏できます。曲集には、みんなが知っている「ぶんぶんぶん」「メリーさんのひつじ」「かっこう」なども載っていて、名曲パーティーにはベートーヴェンやショパン、バッハの曲も入っています。
バスティンメソードの特徴でもありますが、指番号と音の方向だけで演奏できます。曲集には、みんなが知っている「ぶんぶんぶん」「メリーさんのひつじ」「かっこう」なども載っていて、名曲パーティーにはベートーヴェンやショパン、バッハの曲も入っています。
「みんな知ってる!プレリーディング曲集」には「おもしろ伴奏集」も出ています。また、「名曲パーティー」の各曲にも伴奏譜がついています。連弾したり、発表会で弾くのも良いですね。
最後に、"Let's enjoy music"という曲を、先生方みんなで歌い、手を叩きながら楽しみました。
この曲には、パーティーAで学習する内容が全部入っています。「指先しっかり」「手首らくらく~」歌詞の中に、パーティーAで習う大事なポイントが含まれているので、歌って楽しくリズムをとりながら、自然に重要なことが身に付きます。
この曲には、パーティーAで学習する内容が全部入っています。「指先しっかり」「手首らくらく~」歌詞の中に、パーティーAで習う大事なポイントが含まれているので、歌って楽しくリズムをとりながら、自然に重要なことが身に付きます。
導入期だからこそ、ピアノの楽しさを知ってもらうこと。ただ楽しいだけではなくて、重要な要素を指導の中にしっかり入れること。そのためにバスティンメソードをどう使えば効果的かを、森山先生にわかりやすく解説していただきました。
参加された先生方は、しっかりメモをとりながらも、和やかで笑顔のこぼれるセミナーになりました。指導される先生方が楽しむのも大切なことですね。
文:松田真弓(ライター)
参加された先生方は、しっかりメモをとりながらも、和やかで笑顔のこぼれるセミナーになりました。指導される先生方が楽しむのも大切なことですね。
文:松田真弓(ライター)
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