【開催レポート】Art Archive TO-ON　4期のアートアーカイブ東音～中級レパートリー・名曲集を中心に～（３）ロマン期

2024年11月27日(水)

山本典子先生による
Art Archive TO-ON
4期のアートアーカイブ東音
～中級レパートリー・名曲集を中心に～
（３）ロマン期
が開催されました。

セミナーの冒頭では
ロマン主義を代表する
二つの芸術作品の紹介がありました。

まずはフランス革命を描いた
「民衆を導く自由の女神」
（ドラクロワによる絵画）。
そして、ゴシック建築を代表する
ノートルダム大聖堂をモチーフにした
「ノートルダム・ド・パリ」
（ヴィクトリア・ユーゴーによる小説）。

これらの芸術作品から分かるのは
「相対する二つの原理のぶつかり合い」
というロマン期の価値観です。
それまで理性のもとに抑えられていた
人間の内面へと目が向けられていく
ロマン期の特徴は音楽にも表れています。

さらに、時代背景や民族性、信仰などによって
国ごと（イギリス、ドイツ、北欧、ロシア）に
異なるロマン主義について解説をいただいたほか
ロマン期の芸術作品を通して共通した
テーマである「船（舟唄）」の
意味についても説明していただきました。

次回のアートアーカイブは
12月18日（水）に開催します。
引き続きたくさんのご参加を
お待ちしております。
◆Art Archive TO-ON　4期のアートアーカイブ東音～中級レパートリー・名曲集を中心に～（４）近・現代期
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