【開催レポート】池川礼子が紐解くインヴェンション〜作曲された順番から考察する学ぶポイント〜（8）

2023年01月10日(火)

【バッハコンクール主催】
池川礼子が紐解くインヴェンション
〜作曲された順番から考察する学ぶポイント〜（8）
が開催されました。

最終回となる今回は、第2番と第3番を取り上げました。
第2番はカノンの技法で書かれた曲です。
第3番はバッハ自身が書いたスラーが
たくさん含まれている点が最大の特徴です。

音階が多く登場するなどの共通点が多いこれらの2曲。
どちらも単調にならないように
カンタービレ奏法や全体の構成を考えながら
演奏することがポイントだそうです。

▲各声部をよく歌うことを意識しますが、二声のバランスを考えることも必要です。

バッハのインヴェンションは
2ページ程度の短い曲ですが
ドラマ性があり、楽しみながら分析できます。
この後に続くソナタ形式と類似する点も多々あり
さまざまなことを読み取り学ぶことができます。
ぜひ子供たちを導いてあげてくださいと
池川先生からまとめのお話をいただきました。

バッハのインヴェンションを学ぶ
全8回のセミナーは今回で終了となります。
たくさんのご参加をありがとうございました！

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