【開催レポート】奈良井巳城先生／第13回日本バッハコンクール課題曲説明会（小学56年A・中学A部門）

2022年07月11日(月)

奈良井巳城先生による
第13回日本バッハコンクール
課題曲説明会（小学56年A・中学A部門）
が開催されました。

奈良井巳城先生を講師にお迎えし
「バロックの時代感にどう寄り添うか」
という視点で教えていただきました。
程よい寄り添い方を見つけるためには
楽器の特性の違いや曲の背景、さらに
どんな音を作るかという点などを
よく考えなければいけないと
お話がありました。

バロック時代の楽器に特徴的な
「ほのかに残るおしゃれな響き」を
ピアノで表現するためには
音の長さとアーティキュレーションに
とくに注意が必要です。

装飾音については
C・P・Eバッハが書いた
「正しいクラヴィーア奏法」などの
文献を参考にすると良いそうです。
音符同士をつないで美しくしたり
特定の音に重みを加えたり
といった役割を理解して弾きましょう。

セミナーでは、装飾音の可能性について
課題曲をモチーフにデモンストレーション
していただきました。
ピアノという楽器の特性も踏まえ
多すぎず少なすぎず、ちょうどよい
バランスで入れてみてください。

次回のバッハコンクール課題曲説明会は
7月15日（金）です。
小学12A・B部門について
今野万実先生に教えていただきます。
引き続きたくさんのご参加をお待ちしております！
◆第13回日本バッハコンクール課題曲説明会（小学１２年A・B部門）
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