【インタビュー】夏期集中講座 昨年の参加者にインタビュー!
2011年06月24日(金)
メールニュース巻頭インタビュー
第21回 「夏期集中講座参加者 突撃インタビュー」
毎夏、バスティン研究会in東京が開催する「夏期集中講座」。メソードを集中して学べるということでご好評いただいています。
今回、昨年ご参加された方に突然お電話でインタビューをお願いしました。受講から11か月、様々なドラマがレッスン室であったことと想像致します。お答えくださった皆様は大変雄弁で、夏期集中講座のインパクトがいかに大きかったかを感じることができました。
今年は、「ピアノの先生になりたい!」学生さんを応援して、学割価格も設定しました。
子ども達の音楽人生の入り口を担うピアノ導入期指導の先生方、ぜひ2011年は、7/30(土)、31(日)の2日間、夏期集中講座へ足を運んでみてください!→チラシ、スケジュールはこちら。
※2日目は楽譜バーゲンあり(講座参加者限定)。
※ピティナ・セミナーレポート対象講座です。
※お近くからお越しの方は宿泊なさらず、通っていただいて結構です。
※会場は東音ホール(東京都豊島区巣鴨 駅徒歩1分)です。
■主催者よりご挨拶
「2011年東京夏期1泊2日集中講座へのお誘い」
バスティン研究会in東京 池田千恵子
今年も夏期1泊2日集中講座開催の季節がやってきました!導入編「ピアノパーティー・シリーズ」と基礎編「ベーシックス・シリーズ」を毎年交互に取り上げていますが、今年は「ベーシックス・シリーズ」で導入から中級の入口までの講座です。"音符が読めた!"から"音楽をわかって弾くための基礎作り"まで、段階を追って無理なく学べるバスティン・メッソードのしっかりした柱とその素晴らしさをお伝えしたいと思っています。また、セオリーを楽しく学習するグループレッスン体験や、1日目最後のざっくばらんな懇親会も自信を持ってお勧めします。どうぞ皆様お誘いあわせの上ご参加ください。
■昨年の参加者のお声 (都道府県順)
「横のつながりができ、参加者同士の人生にふれる機会です」
北海道 杉山智子先生(音楽教材研究会in千歳代表)
初めての夏期集中講座参加でしたが、これがきっかけとなって、北海道初のバスティン研究会(教材研究会)を立ち上げることができ、嬉しく思います。「バスティンは持っているけど使いこなせていない」人が、正直、自分の周囲に何名かいました。そこで夏期講座に参加したのですが、北海道に戻った後も、「もっと勉強したい」という思いが高まって、勉強会が立ち上がりました。夏期集中講座は、講師陣の指導内容もさることながら、1日目に意気投合した参加者の皆さんと、夜ホテルの部屋に集まって、バスティン談義、指導談義をしたことが今も大変役に立っています。積極的で勉強熱心な先生方とは今でも交流があり、全国に相談できる仲間ができました。交流会では、参加した先生方の背景や人生観を伺うことで、モチベーションが上がりました。一匹狼になりがちな職業ですが、今は横のつながりの心強さを感じています。一人で四苦八苦していたり、迷っている先生方には、色んな情報やヒントがもらえる集中講座への参加をおすすめします。絶対役に立ちます!
「生徒目線のレッスン体験で、発見!」
栃木県 T先生
私自身がバスティンで育ち、現在ピアノ指導に携わっています。2回目の参加ですが、テキストに書いてあることをただ確認するだけでなく、そこからの発展させ方、プラスアルファの使い方などを紹介してもらえ、今回もたくさん発見がありました。実践的な内容で、生徒目線で体験できたことが新鮮でした。例えば、色塗りですが、実際のレッスンで「時間がかかるな?」と子どもに対して感じてしまうことも、実際に大人の自分がやってみることで、結構大変な作業だと気づかされました。何も疑問を持たずに、バスティンで育ちましたが、大学で楽典や和声を勉強した時には、同級生が苦労しているのを見て、「バスティンを使うと知らず知らずのうちに基礎が身についている」ことを実感しました。現在、夏期講座でいただいた修了証をレッスン室に飾っています。バスティン研究会で作っておられる、レッスンを楽しくすすめられる教具についてもこれから勉強していきたいです。
「自分のピアノ人生の見直しができました」
埼玉県 K先生
バスティン歴は10年で、夏期講座参加は2回目です。「講座に出る → 勉強を重ねる → 実際に指導してみる」の繰り返しを日々大切にしていますが、そのきっかけをくれたのが夏期講座です。東京で毎月開催されるバスティン月例講座の、「2時間で1冊」のペースより急ぎ足ではありますが、経験豊富な先生方が質問に答えて下さることなど、参加して得られるプラス面をたくさん感じます。参加者同士の交流会は涙あり、笑いあり、熱いパワーが満載で「仲間だ!」と感じました。また、自分のピアノ人生を振り返る機会にもなりました。ピアノ指導に熱心な仲間が、毎夏増える場だと思います。もっと増えてほしいです。
「今の時代に合った指導法が学べる場所です」
東京都 S先生
30?40年バスティンを使っていますが、今回グループレッスンを復習しようと久しぶりに夏期講座に参加しました。自己流の使い方だけで満足せずに、年齢や地域も様々な先生方が集まるこのような会に参加することで、皆さんのお考えやアイディア、質問が聞けます。それが、より良い指導アイディアの発想や、かみくだいて生徒に伝える力にもつながります。地方での指導現場の実情が聞ける交流会も刺激があります。今年は学生割引があると伺い、うらやましく思います。学生さんは、卒業後どう指導しようか、テキストは何を使おうか、現場ではうまくいくだろうか、色んな生徒に対応できるだろうか、と不安をお持ちと思います。一人でしたら困ることはあると思いますが、夏期講座等で知り合ったお仲間同士がいれば、お互いに案を出したりサポートすることができるのです。バスティン・メソードはテキスト通りにすすめれば導入?中級まで育てることができます。この親切なメソードを指導の柱にし、まず一つ、自分のものにしようと努めるのが、結局一番の近道だと、経験から感じます。不安から、あれもこれも、他のテキストを中途半端にかじると、結局柱が定まらずに遠回りになります。バスティンを使って、それでももし足りないと感じたところがあるなら、他のテキストを勉強してはいかがでしょうか。バスティンは、時代を経ても指導漏れのない、素晴らしいアメリカのメソードです。とはいえ、日本人に合った指導法も必要とされることもあると思います。少子化を嘆くのではなく、私達も勇気をもって、時代に合わせて指導法を変えることも必要ではないかと感じています。夏期講座はじめバスティンセミナーはそれが学べる場所です。
「1回のレッスンで与えすぎないことを教えていただきました」
神奈川県 Y先生
バスティン歴2年、集中講座には2回目の参加です。もともと他教材を使っていましたがその軸は変えずに、足りないところをパーティーを取り入れ、補っています。バスティンは教材研究が必要な教本と感じますが、短時間に集中して指導法を学ぶことで、忘れないうちにまた知識を頭に入れられて、効率よく吸収できました。特に、特製の資料が今でも大変役立っています。生徒にはあれもこれも、と教えたくなってしまいがちですが、この資料を読み返しては、「与えすぎないこと。ここではこれだけでいいんだ」と再確認しています。交流会で、年齢・地域も様々な先生方の学びたい気持ちや悩みのストーリーを伺って、共有できるのが魅力でした。集合写真は今も大切にしています。
「バスティンの指導の柱が明確になりました」
富山県 K先生
藤原先生の講座には参加していて、より深く学ぼうと思い、集中講座に参加しました。一つ一つの教材(パーティ)を基本に沿って、自分のアイディアに偏らず、わかりやすく解説してくれるところがとても参考になりました。また、5人の先生それぞれの考え方や指導法があっても、「やらなくてはいけないこと」が一貫していたからより、説得力がありました。バスティンは、学べば学ぶほど、奥が深いです。
「全国から集う指導者の熱に刺激を受けた2日間」
長崎県 Y先生
昨年の夏期集中講座時点では、バスティン指導歴1年、最初は九州のバスティン講座ならどこでも受講していました。東京の講座に初めて参加したとき、全国から集まった指導者の方々と出会って、まずその情熱に刺激を受けました。講座も2日間みっちり、テキスト1つ1つを丁寧に解説していく内容で、集中力の途切れない、終始ワクワクする内容でした。また、講座後のフォローも大変勉強になりました。終了後のアンケートに書いた質問事項を講師の先生がまとめ、冊子にして後日、参加者全員に郵送して下さったのです。バスティンの講座は何度受けても毎回得るものがあり、毎回耳に入ってくるものも違います。自分の習熟度を実感する時でもあります。ですので、講座を受ける時は少しでもいいので「予習をしておくこと」をお勧めします。きっと、より深く理解でき、自分の中でも整理されると思います。
「実践に直結する細かい解説が魅力」
沖縄県 N先生
最初はムジカノーヴァの雑誌を見てバスティンに興味を持ったのですが、沖縄ではなかなかバスティンの講座がなく、3年前初めて東京の夏期集中講座に参加しました。講座では、1曲1曲の指導ポイント、1教材ごとの詳しい解説を聞けてグループレッスンでは実際に生徒役になってみるという実践さながらの講座で、大変充実した2日間でした。バスティンを使うようになって、生徒1人1人の成長、進度をより細かく、「ここはできていて、ここがこれからだ」といったチェックができるようになりました。それも、3年前にバスティンに出会い、集中講座などに参加して、教材を深く勉強することができたからだと思います。
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