バスティン×3Dリトミック指導法講座 第2回開催レポート
2018年10月12日(金)
バスティン×3Dリトミック指導法講座
■10月9日(火)@東音ホール(東京 巣鴨)
リトミックの第一人者のひとり、大城依子先生による≪バスティン×3Dリトミック指導法(全10回)≫の第2回が開催されました!
今回も、その魅力的な指導内容を一部ご紹介いたします!
Time・Space・Energyの3要素
リトミックの指導によく使われるというTime・Space・Energyの3要素。
①時間(速い⇔遅い)
②空間(広い⇔狭い)
③エネルギー(強い⇔弱い)のことを表しています。
12人で円になり、テニスボールを隣に回していく方法では、音楽の拍子に合わせ、その回し方も変わります。
隣の方へ(2拍子)、一人飛ばして(隣の隣の方へ)(3拍子)、二人飛ばして(4拍子)…と、拍子を歌いながら回すのですが、次の人にスムーズに届くようにするには音楽のテンポにきちんとのり、スピードに合わせ力加減をする必要があり、拍子の長さ、空間の把握にも繋がりました。
一定のリズムに乗ってフラフープを飛んでいく方法では、置く間隔によって歩幅・踏み込みの勢いも変わりますが、pは間隔を狭く、fは広く、クレッシェンドは間隔を少しずつ広げていく…と強弱を身体で感じることができました!
音の『高い・低い』『上がる・下がる』『長調・短調』の聞き分け
また、ピアノを始めたばかりの子どもたちに伝わりづらいことのある、音の『高い・低い』『上がる・下がる』『短調・長調』の聴き分けですが、大城先生曰く、最初は複数の要素で理解を促すこともよいが、やはり方法は固定した方がいいとのこと。
つまり、指導者はつい視覚でもわかるように、例えば太鼓の大きさを変えてfとpの違いを理解させようとしたり、表情で短調・長調の違いを伝えようとしたり、もしくはpのときはピアノの高い音域を使って、fのときは低い音域を使ってとしがちですが、ずっとそのままだと固定観念ができてしまい、音そのものを聴く力が育ちにくいということです。
音の『上がる・下がる』の指導法では、一列に並び、音の上行形・下降形・ターンで列の後ろに下がったり、その場で回転したり・・・と、子どもたちが大喜びするのが目に見えるようでした!
世界でも知らない人はほとんどいないと言われる、ブルグミュラー25の練習曲より『アラベスク』は、音形の要素もたくさんあり、子どもたちの憧れの曲としてもぴったりでした!
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そのほか、即興のコーナーでは、今回も先生の演奏をたっぷり楽しみ、お気に入りの曲のご紹介も戴けました。
雲の上を歩いているような不思議なイメージの「全音音階」では、バスティン ベーシックス ピアノ レベル1より『宇宙遊泳』、ファーストピアノレパートリーアルバムより、『霧』のご紹介もありました!
講座中、ご参加の先生方から「すごい!」「すばらしいですね!」と感嘆の声が漏れていたのが印象的でした!次回:第3回(11月3日(火))もお楽しみに!
(レポート:東音企画Wキャリアスタッフ 鴨田友梨香)
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