PSP2018第4回開催レポート(6/22 藤原亜津子先生)
2018年07月12日(木)
バスティン・パーフェクトセミナープラス2018
■6月22日(金)@東音ホール(東京 巣鴨)
毎年恒例となっている「バスティン・パーフェクトセミナー」
第4回は藤原亜津子先生をお招きしました。50年以上にわたるピアノ指導のご経験に基づいた読めて弾ける子に育てるための指導法を、バスティンの教材や指を作るアイテムの紹介を交えつつ教えていただきました。
「よく動く指」「脱力」「歌ごごろ」を指導の心得としている先生にまずご説明いただいたのは、「符」と「譜」の違い。前者はただの記号を指すのに対して、後者には感情があり、意味を持つといいます。
もちろん漢字の違いは小さいお子さんには難しいものですが、たった一つの音を鳴らすときも、生徒さんには必ず「どんな気持ちの音にするのか」を考えさせるそうです。その上で、音楽の3要素であるリズム(音価が長いのか短いのか)、メロディー(音が上がっているか下がっているか、隣の音か飛んでいるか)、ハーモニー(ⅠとⅤ7の響きはどのように違うのか)を、それぞれ自ら考えられるようになることが"読める"ようになるために大切なことだと仰います。
そして、楽譜がスラスラと読めるようになるためのバスティン教材を、実際に先生のレッスン動画を見ながらご説明いただきました。7つの音を覚えるための替え歌や、音価がわかるようになる手拍子などを教えていただき、受講された先生方も覚えて帰ることができました。
後半は指の運動機能の向上に欠かせない5つのポイント(良い手の形、指先しっかり、手首らくらく、テンポ100で動く指、ひびきのしっぽを聴ける耳)を鍛えるために、藤原先生がレッスンで取り入れているグッズやその活用法をたくさんご紹介いただきました。
その中でも特に効果的だと仰るのは『玉ひも』。先生お手製の玉ひもを実際に手に取らせていただき、使い方、そして効果について丁寧にご説明いただきました。
今回ご紹介いただいた指導法は、どれもすぐにでもレッスンに取り入れられそうなものばかりです。
「教本はあくまでもレシピ。それを私たちコックがどうやって調理していくか、それで生徒の成長は変わります。」と藤原先生。導入期の大切さを改めて痛感する講座でした。
(レポート:ピティナWキャリアスタッフ 篠田美優)
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