ジェーン先生を偲ぶメッセージ(バスティン関係者より)

2018年04月01日(日)

今から34年前、娘にどんな教材を使って教えて行こうかとありとあらゆるメソードを取り寄せては弾いて研究に研究を重ねバスティンメソードに出会いました。このメソードがリズム譜だけで楽しく全調を教えて行くものだとわかった瞬間、娘や生徒たちをこれで育てて行こう‼と決意しました。娘がまがりなりにも今ピアニストとして生きていけるのはバスティン先生のおかげと思っております。（ちば・市川バス研:根津栄子）

ジェーン先生からいただいた素晴らしいものを思い出し、感謝の意でいっぱいです。桜の花が咲く素敵な季節に先生がこの世にお別れなさいましたこと、天国で咲き誇る花々に囲まれ神様の祝福を得られていると思いながら、寂しさと悲しみでいっぱいです。（福岡バス研：福本幸子）

震災の時に心温まるビデオメッセージをいただいた事、セミナーで仙台にも足を運んでくださったこと、後に先生のご自宅ラホーヤでお会いし私の事を覚えていてくださったこと、早朝6時からレッスンされていたこと、メキシコがお好きで先生の赤いお車でメキシコのお土産店に連れて行ってくださったことなど、思い出が心の中をめぐります。（仙台バス研：武内園子）

音楽教育に残された業績は計り知れないと思います。これからもバスティンの発展に貢献していきます。（福島バス研：田中順子）

次々と思い浮かぶジェーン先生の慈しみ深い笑顔、お声、お言葉。この上なく素晴らしいお仕事であることを愛情持って伝えてくださり、最後まで子どもたち一人一人のためのピアノ教師を全うされたジェーン先生。先生はこれからも変わることなく私たちの永遠の憧れ、目標です。バスティンメソードに巡り会えて心から幸せです。特にバスティンツアー、来日講座での感動はどんなに勇気をいただき心に刻み込まれたことでしょう。ジェーン先生との思い出と共に、敬愛と感謝の想いはずっと尽きることはないでしょう。（高松バス研：佐々木千文）

追悼の映像も見させて頂きまして、改めて先生の教育に対する信念や志のスケールが大きく愛で満ちあふれていたのだなと思いました。研究会の先生方にもお伝え致しまして、皆さんでこの志を引き継ぎピアノ教育を誠心誠意全うしていかなくてはという思いです。（佐賀東部バス研：天本みどり）

来日講座、バスティンツアーに参加致しジェーン先生の生徒さんへの情熱と愛情を直接勉強させて頂いた機会は、とても貴重で幸運でした。素晴らしい「バスティン・スマイル」は今でも目に焼きついています。アメリカで生まれ、日本で大きく育ち花開いたバスティン・メソードを皆様と一緒に、育てていきたいです！2019年は3年に一度のバスティン・フォーラムの年です。皆様で盛り上げて参りましょう！（横浜バス研　高嶋麻企）

バスティンメソードを学べば学ぶほど、ジェーン先生の理想像が見えてきます。そして、その素晴らしさはジェーン先生の大きさを感じます。ジェーン先生との運命的な出逢いは、私の人生を変えました。ピアノを指導するという事のコンセプトは勿論、子どもを育てる事の指針をも教えて頂きました。ピアノ指導者であり、母親であるジェーン先生の教えは私の宝です。心から感謝申し上げます。そして、これからも尊敬するジェーン先生の背中を追いかけて参ります。（宇都宮バス研　小倉郁子）

日々レッスンしながら… ジェーン先生が遺してくださいました、素晴らしいテキスト、音楽を大切に子供たちに伝えていきたいという思いを強くしております。千里バスティン研究会のグループＬＩＮＥでは、訃報を受け、各先生が悲しい胸中を投稿されておりました。中には、絶対に信じない。ずっと心に生き続けると仰っておられる先生もいました。レッスン、セミナーを通して微力ではございますが、少しでも、ジェーン先生のご遺志を後世に伝えていけますよう、これからも精進して参りたいと共にバスティンメソードと出合えたことに、改めて感謝したいと思います。（千里バス研　二本柳奈津子）

女史は故バーンスタインが師事した名伯楽にピアノの訓導を受けたピアニストであった。耳の良かった彼女はそれに頼り、読譜には関心がなかった。その後博学にして後の夫君ジェームズと出会い、読譜の重要性を認識するに至り、夫妻によるバスティンメソードの誕生となる。かつて女史の通訳を務めて感服したのは、この経験を基盤とし、常に音楽と人を愛し、生徒の幸せを願い、ただひたすら努力を続ける笑顔の素晴らしい姿であった。（湊由美子（旧姓：池田））

バスティン先生のご逝去は深い悲しみと同時に、感謝の気持ちがたくさん溢れました。今後も、バスティン先生の教えを元に、バスティンメソッドの研鑽を積んで行くつもりです。（北九州バス研　熊本美由紀）